純度100%のメープルシロップは意外とサラサラしていた。
白髭黒縁眼鏡おじいさんでビスケットをたのむとついてくるメープルシロップ風は水飴にメープルシロップのようなにおいをつけたもので、ほんとうのメープルシロップではない。そして、ねばりけがある。
蜂蜜は寒くなると白くなってかたまる。
純度100%のメイプルシロップは一瓶あたり250gはいっていて、一回の使用量の目安が20gで65kcalある。
サラサラしているので食パンにはぬりにくい。バッ、とかけようとしても筋になって、その筋にだけたくさんのシロップがしみこむことになる。そして、メープルシロップのばあい、ねばりけがないので、しみこんだシロップを蜂蜜のようにひろげることはむずかしい。
ほんらいは、バターなどをぬって撥水性をたかめた状態で金属製のシロップ入れなどをもちいて螺旋を描きながら「まぶす」という感覚でもちいられるものなのだろう。
瓶から直接、乾いた食パンに「かける」ものではなく、これをやるとサラサラしたシロップの消費もおどろくほどはやく、コストパフォーマンスにすぐれない。