なぜ耳鼻科の先生はおでこにCDをはりつけ、手には切符鋏をもっているのだろう?
インフルエンザの季節で、簡易検査キットで大泣きするこどもの映像をニュースでみかけるが、あの程度のコチョコチョ感では、スーパー鼻綿棒であじわうショックの足下にもおよばない。
スーパー鼻綿棒とは長さ15センチくらいの細い金属の棒の先端に綿がつけられたもので、耳鼻科の先生はこれの先端に薬をつけたり、鼻づまりをとおしてから別の器具で薬を噴霧するためにつかったりする。
耳鼻科にいくと、いつもこのスーパー鼻綿棒で鼻腔のかなり奥まで薬を塗布される。鼻腔をパイプ掃除のように2、3往復され、その後しばらく涙がぽろぽろとでるんだ。
耳鼻科はおもしろ医療器具にあふれている。おもしろ医療器具の品揃えでいけば、耳鼻科はトップクラスだろう。