アリエッティー
録画したままになっていた『借りぐらしのアリエッティ』を見た。前半は、閉塞感と終末感をひしひしと感じた。太陽に向かってヤカン船を進めていくラストシーンは希望を描いていたのだろうか。
お手伝いのハルさんの描かれ方に狂気を感じた。あの狂気は、人間の他の知的生命体に対する悪意を象徴しているのだろう。ハンター×ハンターのキメラアント編のクライマックスに通ずるものを感じた。
ストーリーとしては実にあっさりとした印象を受けた。前半、少年とアリエッティが会話をするシーンで、「名前はあるの?」「アリエッティよ」のようなくだりが面白かった。
背景画がとても細かく色彩豊かに描かれていた。キャラクターや小道具の動きもよかった。小人サイズだと、水のうごきはあのような粘りけを帯びたものになるのだろうか。
アリエッティという言葉はアリの部分にいろいろと当てはめられて楽しい。ストーリーを追いながら、「パパエッティー」「ハルエッティー」「ネコエッティー」などといろいろテレビに向かってつぶやいていた。