Pogara M

Mojalandのほうから来ました

FLOW

人は一度に一つのことにしか集中できない。


インターネット&パソコン全盛時代においてFLOW*1状態を実現するには、喫緊のタスク以外の外界からの刺激を強制的に遮断するしかない。パソコンは余分な情報を同時に表示しすぎる*2。インターネットは外部からの情報の到来をつねに期待させる(そして気が散る)。


結論からいえばわたしは、文章の執筆ならWriteRoomを用いる。このアプリケーションは画面全体を真っ暗闇にし、白抜きの文字列をひたすら入力していくテキストエディタである。
読書なら電車に乗る。睡魔と携帯音楽プレーヤの誘惑さえ断ち切れば、電車内は最高の読書環境である。


予定は壁のカレンダーにマッピングしたうえで、箇条書きのリストもあわせて紙片に書いて側に貼付けておくとよい。iPhoneでの予定の管理やメモの管理には気をつけなければいけない。心にゆとりがあるときに眺めるぶんにはよい。しかし、あわてている時はわずかな表示の遅さが永遠のように感じられる。結局、紙とペンを用いるのがいちばん速い。

*1:《心理学》フロー:自分の能力が発揮されてすべてがうまく進んでいると感じられる、精神的に高揚した状態(英辞郎 on the WEB)

*2:Safariでニコ生配信しながらコメントビューワーに目配りし、iTunesで音楽を聴き、Skitchで絵を書きつつRSSリーダーとThousand(2chビューア)とMailをチェックし、EchofonでトゥイッターのTLを眺めながら自分のトゥイートも書き込み、Skypeで誰かからメッセージが飛んでくるのを待ち、TaskPaperにときおりひらめいた脳掘りの断片を書き込みそこからさらにはてなダイアリーに飛んでブログ記事を書き、思い出したようにMac関連のニュースサイトを確認する、といった。